最近では、投資サービスの多様化により、投資をする人も少しずつ増えてきました。FPとして実務経験のある私からしても、余裕資金を投資に回していくことはオススメです。
投資をはじめるには、情報収集をして、まず自分に合う投資先の選択します。今では、AIを利用するもの、プログラム化してオートで行えるものもあります。自身の裁量で行う投資であれば、インプットとアウトプットを繰り返しながら、ロジックを構築していくなど、投資リテラシーを鍛えていくことになります。
どんな種類の投資でも、共通して必須になることがあります。その一つに「資金管理」があります。資金や投資先が増えていくと、複雑になり、ますますその重要性が高まります。
しかし、資金管理と言っても、管理方法は人それぞれです。エクセルで自作して管理する方も多いですが、パソコンが苦手な人にはちょっとハードルが高いですよね。
そこで、今回はとても簡単に、かつ綺麗なチャート表示までしてくれるスマホアプリ「TradeNote」を紹介したいと思います。
「TradeNote」の概要
TradeNoteはAndroid、iPhoneの両方に対応したスマホ用無料アプリです。
概要を端的に説明すると、日ごとに入力できる資産額データが、きれいなチャートとして反映されます。
チャートデザインは美しく、抜群の視認性。
入力作業も直感的に操作できて、単純明快です。
とにかくシンプル。
「TradeNote」の使い方
まずはストアで「TradeNote」を検索し、スマホにインストール。
アプリを開きます。(最初は未入力状態なので、チャート表示はありません。)
①を押します
日付を選択して、資産額を入力します。すぐにチャートに反映されます。
同日の複数データ入力も可能です。
〇 押します。
▭ のように新たな入力ウインドウが表示されます。(複数回押せば、その分ウインドウ表示されます。)
入力が終わったら「OK」を押します。
入力データを合算して、その日のデータとして反映してくれます。
チャートを左右にフリックすると、前月翌月のチャートへとスライドします。
データを削除したいときは、ホームから該当の日にちを選択。
「削除」を押せば簡単にデータを消せます。
②を押します。「円」と「%」表示切替ができます。
③を押すとデザインの切替ができます。
④を押すとチャートを添付してtwitterでツイートできます。
事前にtwitterアプリのインストールとログインが必要になります。
「TradeNote」のメリットとデメリット
メリット
- 見やすいチャートによる資金管理ができる
- 日々の入力作業により資金管理を習慣づけることができる
- 他の管理アプリと異なり口座への連携がないためセキュリティ問題が生じない
デメリット
- 円表示のみでドル表示はできない
- 表示できる資産チャートは一つのみ(口座ごとにチャートを分けることができない)
(2020/5/26現在の状況であり、今後のアップデートにより変わる可能性があります。とても便利なアプリなので、更なるバージョンアップに期待したいです。)
「TradeNote」の利用用途
いまのところチャート表示が一つのみなので、特定の投資用としてひとつに絞って利用するか、複数投資の合計で管理するかは分かれるところです。
他のアプリで証券口座等とデータ連携して、入力しなくてもデータ反映されるものもありますが、どれも一長一短はあります。また、連携することでセキュリティの問題を気にされる方もいるかもしれません。
「TradeNote」は、資産額を自分で入力していくアナログ感はありますが、チャート化された資金をモニタリングすることで、資金管理を習慣付ける意味では最適です。
資金管理の第一歩として、非常に活用しやすいアプリです。
「TradeNote」には有料版「TradeNote Pro」もあります。詳しくはこちらです。
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