家計簿アプリといえば、マネーフォワードMEを挙げる人も多いはずです。今では、金融(銀行、証券、FX、仮想通貨、投信)、クレジットカード、電子マネー、ポイント、携帯、年金、通販など、2600以上の機関やサービスが対応可能になっています。(2020年6月)
それらを連携させることで、自動的にデータを反映させて、簡単にまとめることができる家計簿・資産管理アプリとして人気が高いです。
iDeCo(イデコ)は、個人型確定拠出年金と呼ばれるものです。20歳以上60歳未満の方が加入でき、自分で単一もしくは複数の金融商品を選択し、拠出した掛金を分配します。分配された掛金をプロが運用することで、資産形成していく年金制度です。60歳まで掛金を拠出し、60歳以降に老齢給付金として受け取ることができます。(注意点として、原則、60歳までは資産を引き出すことはできません。)
税制面の優遇メリットが大きく、加入者を伸ばしています。私も、5年前くらいからはじめています。
iDeCoは性質上、長期投資の類いなので、長い目でゆったり構えて、短いサイクルで一喜一憂しないほうがよいです。とはいえ、自分の大事なお金を毎月拠出するので、まったく無頓着でいられないのも人間の性、仕方がないことですよね。
そこで、今回ご紹介したいのが、iDeCoの運用状況をちょっとチェックしたい場合、マネーフォワードMEの活用が便利というお話です。
iDeCoの管理画面のデメリット
iDeCoに加入すると、加入先を通して、PCやスマホ(一部の金融機関ではスマホ対応していないところもあり)で運用状況を確認できます。しかし、どこも管理画面は情報過多で、運用状況だけを少しチェックしたい場合には不向きなのが実情です。情報過多の原因については、運用商品や配分比率の設定、スイッチングなど、iDeCoの特徴によるところも多く、やむを得ずと言った一面もありそうです。
画面は、管理人が利用しているSBI証券のiDeCo(SBIベネフィットシステムズ)のスマホ画面です。
(SBI証券のiDeCoは2019年からスマホ対応を開始。)
メリット ➡ 配分比率の変更、スイッチングが可能。
デメリット ➡ 情報確認に上下左右にスクロールが必要で簡易チェックには不向き
マネーフォワードMEと連携する
SBIベネフィットシステムズをマネーフォワードMEに連携します。
マネーフォワードMEのスマホ画面です。
メリット ➡ 必要最小限の情報で簡易チェックに最適。個人的には%表示、チャート化が◎。
デメリット ➡ 配分比率の変更、スイッチングには非対応。
まとめ
iDeCoの運用商品は各金融機関によって、個性がありラインナップが異なります。特に人気の高い、マネックス証券、楽天証券、SBI証券のiDeCoは、全てマネーフォワードで連携可能です。
マネックス証券 ⇒ JIS&T
楽天証券 ⇒ JIS&T
SBI証券 ⇒ SBIベネフィットシステムズ
マネーフォワードに連携する際は、「年金」カテゴリーから上記右側の名称の機関名を探して連携します。
運用状況が気になってしまう方には、マネーフォワードとiDeCo連携をオススメします。
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