SNSのアカウントIDの空きがない
新しくサイトを立ち上げる際に、独自ドメインを取得して、SNSでもドメイン名と同じアカウント名を作りたいと考える方は多いと思います。当然のことながら、「ドメイン=アカウント名」であれば、ユーザー側にも認識してもらいやすくなるのでオススメです。
しかし、いざ各SNSでアカウントを作成しようとすると、「既に使用済みのアカウントです」とちょっと悔しい思いをした経験はありませんか?
ドメインを考える時点で、SNSアカウントの空き状況が簡単に確認できれば、アカウント名に苦労することなくスムーズに登録を進めることができますね。
そんな一括で確認できるツールはあるのか?
結論、ドメインとSNSアカウントIDの空き状況を一括検索できるツール(サイト)はあります。
海外ツールの「Namechk」と国内ツールの「Availy」です。
「Namechk」の使用方法
「Namechk」は簡単操作で、無料で利用できます。まずは、こちらへアクセス。⇒ https://namechk.com/
上部の検索ウインドウに調べたいドメイン・アカウントIDの文字列を入力して、検索ボタンをクリック。
例として、「kateisaien(家庭菜園)」と入力して検索してみます。
暗転しているところが、既に取得済みで使用不可であること意味します。
ドメインの場合、「.com」「.net」「.org」「.biz」「.life」
SNSアカウントの場合、「Facebook」「Twitter」「Instagram」「Blogger」「Reddit」などが該当します。
複数のドメインを確認する場合は、検索ウインドウ右側の「Namech_k」をクリックして、検索情報を一度クリアすると、再度の検索が可能となります。
「Namechk」のメリットとデメリット
メリット
- 無料で利用できて、素早く簡単に一括検索ができる。
- 主要SNSは全て網羅されている。
デメリット
- ドメイン「.jp」、和製ブログ「アメブロ」などには非対応。(海外ツールなので仕方なしです。)
- グーグルアカウント、ヤフーアカウントは対象外。(各々のアカウント作成画面で調べる方がよいです。)
「Availy」の使用方法
「Availy」も同じくSNS等のユーザー名の空き状況を検索できるツールです。こちらは制作者が日本の方で、日本のwebサービス(「はてな」「note」など)に対応してます。
もちろん無料で利用でき、使い方も簡単です。
https://availy.me/ へアクセス。
検索ウインドウに調べたいドメイン・アカウントIDの文字列を入力して、検索ボタンをクリック。
画像の通り、● のない「Twitter」「Facebook」「Instagram」が取得済みで使用不可ということになります。シンプルでとても見やすいサイトです。
まとめ
「Namechk」と「Availy」は併用することで、ドメインと相当数のwebサービスのアカウント名(ユーザー名)を事前に一括検索することができてとても便利です。ドメインを決めるにあたり、各webサービスのアカウント名の空きを確認する逆引きのような使い方をして、ドメインと全てのユーザー名を統一するのもありだと思います。
しかし、この二つのツールで検索するとよく分かりますが、文字列が少ないものはどうしても競合が多く、全てで未取得というのものはなかなかありません。ドメインやアカウント取得は早い者勝ちなので、こればかりは仕方ありません。なので、名前を揃えたいコンテンツを優先して、それ以外は、ひと工夫した名前付けで柔軟に対応していきましょう。
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